子は親に似る

今日も元気に稽古していたら先生に




『子は親に似るってのは本当だなぁ』と言われました。




『子』は弟子。『親』は師匠です。




僕がまともに少林寺拳法を学んだのは高校3年間だけでした。出稽古に行っても、他所の先生にお会いしても、心の中にあるのはH先生や、先輩方の技だけでした。




ボランティアだバイトで地元の道場に通えなくても、どれだけ離れていても、先生の教えだけは忘れませんでした。




だから今も変わりません。




僕の構えは恩師のH先生にそっくりだそうです。




嬉しかったです。




何年もお会いしてないので、今度挨拶に行ってこよう。









でも、先生はその後にこう続けました。




『こら一生直らないかもしれないなぁ』




つまり、
『郷に入りては郷に従え』と云う事です。




今付いている先生の教えに染まらなければ、意味が無いわけです。




分かってはいるけど、寂しい様な気もします。