さらさら

 今日の午後は良いお天気でしたね。利用者の皆さんとお散歩に出かけました。




前の方はベテランの先輩方におまかせして、一番後ろを歩きました。




ゆっくりなペースで、一緒に。




久しぶりにお天道様が顔出して、まだ少し冷たい風が吹いて、周りは田植えの準備。




利用者さんと手をつないで、ただのんびりと歩を進めました。




こんな風に過ごしている、『フツウ』の時間て何よりも大切だと思う。




美味しいものでもなく、欲しいものでもなく、ただただお互いの存在が温かい。




掌を通して伝わる温もりにそんな事を思いました。









前回の日記で、「てきぱき仕事ができない」と書きました。でも良いんです。今日一番後ろを歩いていた時、傍にいた子は、他の人には近づかない子でした。触られるコトを嫌がるその子が、僕の事を待って、自分から手をつないできました。マジ嬉しくて目から汗が・・・




自分がどんな志を持っているか、それは職場の誰も知らない。知っているのは利用者さんなのです。だから、自分がどうとか、周りがどうとか、いいんです。ソレが正しいことなら、利用者さんが手をつないでくれます。