しとしと

 今僕の目の前に、二つの、一対の手があります。




戦うことも、何かを作ることも、守ることも、操ることも、壊すことも出来ます。




僕のこの一対の手は、何のためにあるのだろう・・・。




子供達を抱きしめるために、利用者の手を握るために、誰かを喜ばせるため、誰かを守るために・・・・・




考えれば色々浮かぶけど、実際に、役に立っているのかな。




ちゃんと役目を果たせているかな。