温かさ

 テストが終わって、久しぶりにここに帰ってきた。カウンターが500を超えていました。いつも見てくださっている皆さん、ありがとう御座います。偶然通りかかってくれた皆さん、ありがとう御座います。もしよろしければ、コメントで足跡でも残していって下さい。


 さて、テスト期間中にもかかわらず児童相談所での夜勤(生活指導員)の仕事は続けていたので、その時のエピソードを少々・・・・・。例え一時保護施設でも、時には『お出かけ』に行くこともある。今回子供たちは子供の国に行ってきたらしい(僕はアルバイトなので昼間の事は分からない)
。帰ってきた彼らと対面してみると、いつもより静かだった。やはり身体が心に与える影響も大きいのだなと感じた。大した喧嘩も起きることなく(軽い威嚇程度で終わり)、食事の時間ものんびり〜、自由時間もまったり和んで一日が終わっていった。一つ困った事があるといえば、就寝前に日記を核時間があるのだが、皆書きたいことが沢山あって中々終らない。その日いった所の事について書く前に口に出しちゃうものだからお喋りにもついつい花が咲いてしまう。彼らの笑顔で元気がもらえた一日でした。


 一方ボランティア先の施設で毎年恒例のサマーキャンプの準備が始まった。スタッフボラは9人なのだが、子供のグループ(6〜8人)に割り振らなければならない。昨年は僕が施設長に頼んでこちらに決めさせてもらったのだが、今回は向こうに決定されてしまった。昨年度の職員は皆揃って退職してしまい、新規メンバーでやらなければならない。で、話はここから。僕はボランティアと言う立場もあり、子供の訴えをよく耳にする(概して大人であり一目置いてる職員よりも、同じ目線で話が出来るボランティアに情報は集中する)。
「〜〜(ボラ)さんと同じグループが良い」
「〜〜さんはキャンプに行くの??」(訳:〜〜さんと一緒に行きたい)
なんて声はこの時期になるとしょっちゅうだ。が!!!!!!!今回の割り振りはそんな物とは一切関係ない物になってしまって僕はめっちゃ憤慨した!!!!!いつからここはスタッフ中心の施設になったのだろう。子供にとって自分の好きな人と過ごす時間と言うものは、何物にも変えがたい大切なモノだ。父親や母親、大好きな友達、頼れる先輩、先生・・・皆振り返ればそんな人間の一人や二人直ぐに思い浮かぶと思う。ぶっちゃけた話、ウチのボランティアサークルでまともに仕事(会則で決められた週一回のボラ)をこなしている人間なんて僕を含めて数名だ。にもかかわらず、子供たちは片手で数えるぐらいしか会ってないボラの名前を覚え私に聞いてくるのだ。
「〜〜さんは何で来ないの」と。そしてキャンプで一緒になりたがるのは、そんな彼らだ。『俺は??』なんて、正直思うときもある。けれど、子供たちがその『お兄さん・お姉さん』を必要としているにもかかわらず、新入り職員が勝手に決めてしまった。年に一度のサマーキャンプで、子供達が待ち望んだお兄さん・お姉さんに会うのを楽しみにしていたのに・・・・・ふざけるなと言いたい。もちろん抗議もしたが聞き入れてもらえず・・・・・。何のためのサマーキャンプなのか、誰のためのサマーキャンプなのか、ウチのスタッフも含め理解している人間はどの程度いるのだろう・・・・・。

おまけ
集合時間は「5時半」だと口をすっぱくして言ってあったのに、ウチのサークルメンバーはぎりぎりに来た。当日はキャンプ参加者の保護者説明会があって、僕等もその場所で紹介されることになっていた。保護者が先に来てスタッフが遅れてくるとは一体どういう考えなのだろう。子供を預ける側の立場に立ってもらいたいものだ。こんなスタッフと一緒に今年のサマーキャンプを作っていくのかと思うと、先が思いやられる。こんな奴ら、世間のゴミだ。な〜んて思ってしまい、後になって自己嫌悪になったのは僕だけが知っている。



Momo-chan's grandfather"paji"
ぱじ―Momo‐chan’s grandfather“Paji” (2) (ヤングジャンプ・コミックス)ぱじ―Momo‐chan’s grandfather“Paji” (3) (ヤングジャンプ・コミックス)ぱじ―Momo‐chan’s grandfather“Paji” (4) (ヤングジャンプ・コミックス)ぱじ―Momo‐chan’s grandfather“Paji” (5) (ヤングジャンプ・コミックス)
ぱじ―Momo‐chan’s grandfather“Paji” (6) (ヤングジャンプ・コミックス)ぱじ―Momo‐chan’s grandfather“Paji” (7) (ヤングジャンプ・コミックス)ぱじ―Momo‐chan’s grandfather“Paji” (8) (ヤングジャンプ・コミックス)

「お父さんがコロリと死んで、お母さんがポロリと死んで、ももちゃんはおじいちゃんと二人暮しです。パパがわりのおじいちゃんなので、ももちゃんは「ぱじ」と呼んでいます」この一文から始まる四コマ漫画。育児に奮闘するももちゃんのおじいちゃん「ぱじ」、お父さんお母さんがいなくても一生懸命生きていくももちゃん。ご近所の伊達さんに助けられ、ハルさんとぱじの淡い恋模様があり、笑わせてくれて、時々泣かせてくれて、いつでも二人一緒に歩んでいたこの物語も、とうとう9巻で幕を閉じました。最終巻だけあっていっぱい泣きました。四コマでここまで泣いたのは人生初です。 是非読んでもらいたい一作です。