今日得た事

 今日は「すこやか競技大会」と云うものに参加してきました。参加者はボランティア先の子供達と、他所の施設の子供&職員。もちろん僕達ボランティアもゲームに出場してきました。どんな事をしたかと云えば、プチ運動会、そんな感じのこと。パン食い競争や障害物走はもちろんドッヂビー(ドッヂボールとフリスビー足したモノ)、エクソシストダッシュ等々・・・大人でもはまりそうな競技が目白押しなのでありました。そして、僕達のお仕事は子供のお守り。全員が競技に参加しているわけではないので待っている間に行ってはいけない所や、危ない目に合わないように一緒に過ごすのです。朝九時半に集まってから夕方三時まであっちゅー間に過ぎてしまいましたが、一つ面白いことがありました。
 里親をやっていらっしゃる方と休憩の際にお話をする事ができたので色々と質問をしていたのですが、今まで僕が描いていた里親のイメージと言うのは案外楽である(理由は子供は親を必要とし親は子を必要とする、その気持ちがお互いにあるならば近づいていくのは差ほど時間がかからないのでは)と云うものは一瞬で崩れ去った。現実にそんな絵空事はなく、その方の言葉を引用するなら「その子が家に来てから本当の家族になるまで10年かかる」ということであった。そういったプロの方々が日々寝食を共にしても10年かかるならば、学生である僕が放課後励んでいるボランティア活動でいったいどれだけの事が出来るのかと深く思い悩んでしまった。僕自身、(時に疲れて集中出来ない事もあるけれど)一生懸命取り組んでいてこの子達の為になるならと身を砕いて接していたが、上には上がいるものだ。こうして僕の目標がまた一段と高くなった・・・いつになったら達成できるのだろう。ボランティアは武道と同じく日々の積み重ねであると信じこれまで精進してきたが、ここから更に質を引き上げなければならない。過去に「僕に出来ること」が「僕にしか出来ないこと」に変わったようにまた新しい変化が見れるよう、本気でぶつかってみようと決心しました。

 さて、ここからは軽いお話。猫って意外とドジじゃない???今日会場に行く途中、ブロック塀の上歩いてたんだけど・・・いきなり落っこちたのよ。ドシッとね。そこからまた何事も無かったかのように歩き出す彼(彼女?)の後姿に大爆笑なのでありました。