個浴の勉強会

 9年かけて、先生や沢山の仲間達と、子ども達と身につけた技術を否定されました。それは僕にとって、先生や仲間、子ども達を否定されたことと同じ。今まで生きてきたことを否定されるのと同じ。血の滲むような努力をしてきたのに・・・。




手の角度や足・腰の使い方・・・高々ここ数年の間に出来た介護技術が武術に叶うわけないでしょう?確かに個浴の本に書いてある青山先生のトランスの技術云々は素晴らしい物だと思います。あれを完璧に出来るようになれば日々の介護が本当に楽になって、利用者も介護者もお互いに気持ちのいい時間が過ごせると思います。だけど、表面的な形をいくら真似ても扱っているのは人間です。身体の中で起こっている現象にも目を向けないといけません。




武術経験者の方ならば分かると思いますが、こちらが「力」めば相手も「力」みます。こちらが「力」を使わない或いは感じなければ相手も「力」みません。




周囲の皆さんは「手や指、足、腰の使い方を一般人と同じようにしろ」(力を使え)と言います。これがどういう意味か分かりますか?




そもそも、足をハの字にして膝を落とすのは何のためか知っていますか?腰に手を当てて介助する時に親指から当てていくのは何のためなのですか?「脇をしめる」のに実際に脇を閉じてしまったらどうなりますか?そんなことも分からないで、本に書いてあることを真似しているだけのくだらない杓子定規に縛られたお前達に人間の神秘に触れる事は出来ない。














昨日一番傷ついた一言
「はじめ君は身体が大きいから力がある・・・・・」


身体大きくても力なんて無いし。トランスするときに身長が僕より20cmも低いあんたより力使ってないし。日々の介護で力使ってるのなんて一握りの人たちにだけだし。外見だけで判断されるのは侵害です。