現実

 僕達はなんて裕福な暮らしをしているんだろう。ご飯は誰かが作ってくれて好き嫌いだってオッケー、テレビは好きな時に見れる、勉強はやってもやらなくてもいい、洋服だって選べるし、何処の家にも暖房器具やエアコンなんかがついてるし、好きな音楽を聴くのもよし、携帯なんてワケの分からないものをもってもいい。実に自由があっていいと思う。掌にのるような小さな小物なのに何万円もする物が存在する。それはペットショップで売られている動物達よりも高い。命あるものよりも高い。これっていったい何なんだろう。僕にはさっぱり理解できない。現に僕自身、今ここに書いたようなことは全部やってるわけだから、本当は言う資格なんかないのかもしれない。



今ここに書いたこと、知らない子供達がたくさんいます。外国じゃなくて、日本のあちこちに。



その子達には、そんなことを教えてくれる大人もいない。




誰かが代わりにやってあげればいい?じゃあ貴方がやったらどう?




へぇ〜、なんて頷いてないで。他人事じゃないんだから。




そんな子見たことも無い?平和そうだけど、やっぱり問題は起きてるんだよ。



よく子供嫌いって大人がいるけど、それって自分否定してない?だって誰だって昔は子供だったのにさ、おかしいじゃん?自分だって昔子供だったくせにね!!!









家庭に恵まれ幸せに暮らす子、家庭に恵まれず両親から引き離されて暮らしている子もいる。本当に、世の中綺麗ごとばっかりじゃないよ。