福祉と教育

 今現在友人の家でのんびりしています。


 先ほどまで「映像製作」なるものをやっていました。僕は何をするわけでもなく、のんびりと見学させていたんですけどね。聞くところによると、卒論の発表会で流すオープニング用らしい。結構本格的にカメラワークや脚本にこっていて、役者さんも一生懸命だったのには驚いた。



 で、その後、役者さんたちとおしゃべりの機会があったので、気ままにしゃべってみました。友人を含めその方々は教育を選考されているそうな。が、やっぱり児童福祉のことはほとんど知らなかったらしい。そもそも、学校の実習でも児相だか何処だかに集団で行って見学しかさせてもらえないそうだ。これからの子供たちはきっと、大変な世の中を生きていくことになる。と云うことは、今後『教育』と『福祉』はもっと寄り添っていかなくてはならないと思う。現に児童相談所で一時保護を受けている学童の学校の先生達が、何度も面会に来て、子供と話して、一生懸命関わってくれている。中には新米と思われる若い先生もいる。また、児童相談所から家庭復帰をした子供が学校に戻った際、保護観察で得た情報をきちんと生かしてくれる先生達・・・・・中にはそれをしてくれない方もいるが。


 話は戻って・・・・・これから子供たちと関わる教員の卵である学生、あるいは現在子供と関わっている教員の方々。今後必要になってくるのは、普通の家庭で過ごしている子供、ゲームをやりすぎている子供、塾に通っている子供の関わり方だけではない。AD/HD、アスペルガー症候群、DVの被害を受けた、対人関係に問題がある、手帳はもらえずとも障害のある子供等々、現在の子供たちが抱えている『障害』への理解、子供たちの実情の把握、児童相談所や擁護施設内の実態を知らなければならない。と厚く語ってしまいました。