9月1日の稽古

 久しぶりの日記を書く人は皆口を揃えて同じコトを言う。

『久しぶりの日記だぁ』『最近ご無沙汰してましたぁ〜』『○ヶ月ぶりです』

自分も同じかもしれません。




さぁカウントダウンの始まりです。




9月最初の稽古はとても楽しかったです。


皆さんこの映画はご覧になられましたか。


かれこれ20年以上も前の事になります。苛められっ子の少年が、自分の恐怖に立ち向かい戦った、あの映画のリメイク版です。


僕も先日見てきました。面白かったです。
学校でイジメが始まると、もう逃げ場は無いんです。自分がどんなに気をつけていても、どんなに逃げようとしてもそれは追いかけてきます。
ドレは逃げたい。住み慣れた、沢山の思い出を置いてきたアメリカに帰りたい。
Mr.ハンは過去に追われている。時間はどんな事をしても取り戻す事はできない。

Everything is Kungfu.

服を着ることも、人と接する事も、全てがクンフーだと。Mr.ハンは言います。
何をするのも自分。諦める事も自分自身が決めます。でも、諦めてはいけない。相手に勝つとか負かすとか、そんな次元じゃない。戦い争う為のクンフーではない。それが空手でも少林寺でも、ムエタイでも同じ。大切なのは自分に克ち、大切なものを守る事。


乗り越えなければならないものは、自分自身で乗り越える。大切な物を守る為、自分との戦いに勝つ為。ドレは試合場に上がるのでした。

こんな感じで子ども達に紹介。そして




夏休み前、子ども達に課題を出しました。それは、「何か一つ、人の為に役立つ事」


車椅子の女性を手伝った子。

車椅子の老人を助けた子。

自分の祖母の手伝いをして休ませてあげた子。


自分で考え、自分で行動した。ここが偉いですね。
人の為に役立つと云う事は、多かれ少なかれ自分を犠牲にする事です。自分にとって大変な事を自ら選ぶ。


喜んでくれるなら。幸せになってくれるなら。笑顔になってくれるなら。


相手が家族でも他人でも、仮に嫌いな人でも。
強くなることももちろん必要。だけど、優しさはそれ以上に必要。
何かを守るために必要なのは、強さと、それを支える優しさなのです。




Remenber.Always strong.