思い

『我々は闘ってはなりません。互いに愛し合い助け合うのです。そのようにしてこの世は成り立っているのです。』


これは合気道師範、故 西尾昭二先生の残されたお言葉です。



少林寺拳法の開祖 宗道臣先生もこう云った言葉を残しています。


『半ば我が身の幸せを、半ば他人の幸せを』



どちらの言葉も『武道』としての在り方を如実に表している素晴らしい言葉です。生きていく上で、様々な事を感じ・感謝することはとても大切です。また、『人』と云う字のように、己だけではない、お互いがお互いを支え合う姿こそ『人道』『武道』が作っていく道ですね。


『武』とは『闘争』ではなく、守り、育てる事です。それは『大切な何か』・・・人や心、時には物だったり時間だったりします。




スポーツの様に勝った負けたではなく、共に歩む道を探していく。お互いに与え導く事こそが、これからの世の中で大切になっていきます。



ただ漠然と、自分の選んだ道を歩むのではなく、こう云った思いを込めて『仕事』をしたい。『生きて生きたい』。